8月の最終土曜日は毎年恒例の「美並の花火祭り(夏祭り)」です
打ち上げの花火も少しあるのですが、この祭りの呼び物は「手力神社火祭り」の再現です。といってももちろん本家「手力神社」みたいに大掛かりではありませんが、「手力神社」の神輿のうちのひとつ「蔵前地区」の神輿とともに保存会の皆さん約60名が参加して本番さながらの火祭りを披露してくれます。とっても勇壮で見応えのある祭り(花火)です。
最近ではわが美並町商工会の青年部を中心とした有志で神輿を作って、蔵前保存会の後に続いて花火の滝の中に入ってゆきます。
花火の滝の中に入ってゆくと、神輿の屋根に付けてある数本の手筒花火に火が入りそれはそれはみごとな光景となります。美並の神輿には、御本家の半分くらいしか付けてないのですが、それでもかなり見ごたえが有ります。でも担いでる本人達は大騒動!!です。そこらじゅう火傷だらけで大変です。
花火好きで 花火の打ち上げに必要な「煙火手帳」を持っている私も、もちろん若い衆にまじって参加です。じゃまにされないように昨年から年配組?2人で「半鐘」と言うのをやっているのですが、これがまた非常におもしろい・・・けれど面白い分よけい熱い・・・。頭は濡れタオルのおかげで割合良いのですが、肩とか腕は火傷だらけで数日は大変です。
レッカーで8m程の高さに吊るした数本の手筒花火に一斉に火が入ると、正に火の滝が出現です。その中へまず2人で担いだ半鐘が入って行きます。半鐘には、手筒花火が縛って有り火の中へ入ると半鐘の手筒も上に向かって勢い良く火を噴き出します。
続いて「蔵前神輿」が滝の中へ突入です。こちらには10本ほどの手筒花火が仕掛けてありますので、それは大騒動です。その周りを「半鐘部隊」がチンチン カンカンと威勢よく半鐘を鳴らしながら踊り歩きます。
続いてわが美並商工会の神輿も火だるま状態になります。こちらの花火の数は蔵前の半分以下なのですが、それでもかなり見応えがありますし担いでいる者もかなり大騒動です。
神輿が終わると、高さ2mほどの舞台の上から手筒花火が一斉に火を噴きます。この滝の中にも何組かの半鐘組が≪チンチンカンカン≫と半鐘を鳴らしています。この中がまた一番熱いです。
向こう側が神輿定年組の私、背中が若い衆の板金屋「タカ」さんです。「タカ」さんは頭に何も被らないので、火傷でハゲができて「ハゲタカ」t呼ばれているそうです(笑)。
この後には小型のスターマインも何基か打ち揚げられました。
このお祭りはよく雨に祟られるのですが、今年はとても良い天気で大盛況のうちに幕を閉じました。来年も8月末の土曜日に開催されますので(たぶんですが・・・)是非見に来てください。
miyuki