2月18日に恐るべし雪のパワーでアップした雪折れ屋根の修理がやっと始まりました。ちょっと厄介な仕事なので、ここは瓦屋の大工仕事では、ちょっと具合が悪いので本物の棟梁の出番です。
御昼前に厄介な登り木はほぼかたずきました。ぴかぴかの新品を横に添えました。
「雪のパワー」も有りますが、あらためて折れた断面を良く見ると、これは材料をちょっとイジメ過ぎ(接合部分を欠きすぎ)ですよ・・・これだけ断面を小さくされるとさすがに耐力が落ちます。ちょっと元の棟梁さんの設計があまり良くなかったようです。
今回の棟梁は材料をそんなにイジメていないので今度は多分大丈夫です。
でもこの葺きだし、桁の部分から1700mm程出ています。普通の作りですと700~900位ですので、長さは約2倍です。雪の重量と、葺きだしの長さを考えると、桁部分にかかって来るモーメントは、普通の4倍~5倍位に成ってきますので、やっぱり背丈以上雪が積もったら雪降しをしてもらわねば・・・御施主さん宜しくお願いします。
miyuki