季節外れですが、雪で倒壊した棟の修理工事を施工しました。
倒壊寸前ですので取り合えず解体工事です。
棟際の半端の桟瓦は穴を空けてステンレス釘で全て締結します。
棟の中央に12mmのコーチボルトを揉み込んで雪や地震で転倒しないように補強します。
さらに最上部の熨斗瓦まで異形鉄筋を挿入して強力棟に施工します。
今までは、落ち屋根と同じく雨切り熨斗を使用した棟だったのですが、
一番転倒しない棟にしてほしいとの要望もあって、5段積みの棟に変更しました。
これでどんな雪でも大丈夫です。
落ち屋根は大丈夫との事だったのですが、
点検してみるといつ倒壊してもおかしくない状態でしたので
こちらは現状の高さで、上部の方だけ補強工作を施しました。
100%とは言えませんが、多分大丈夫でしょう!!