昨年になりますが、伊藤瓦店のオリジナル棟工法を、あいち産業科学技術総合センターの三河窯業試験場にて、回転試験を行いました。
回転試験とは、のし瓦を積み重ねた施工した棟部の試験体を回転台に取り付け、90度傾け2~3回転/分の回転速度で10回転(約3分間回転)させ、のし瓦の脱落や浮き上がりなどの有無により耐震性能を評価する試験となり、粘土瓦で施工した棟部の地震力に対する耐力を評価します。
屋根を直角に起こした状態でぐるぐると回転させるとても厳しい試験なのですが、
伊藤瓦店のオリジナル工法で施工した棟はびくともせず無事合格しました!
雪国で長年培ってきた技術は、雪にも地震にも負けないとても頑固な棟施工が可能になりました!