棟束入り強力棟

地球温暖化の影響でしょうか? ここ数年で冬の様子が変わってきたように思えます。

温暖化といっても雪はしっかり降ります。

今年の場合、郡上山間部では屋根の上に雪が2m50cm程積もった時もありました。 ところが、どかっと雪が降った数日後から、春のような陽気が続く事がよくあるんです。

春のように暖かい(暑い?)といっても、それは日の当っている場所だけです。日陰はやはり冬の寒さ。

つまり、日当たりの良い南向きの屋根は雪が早く融けて、北向きの屋根の雪はまったく溶けずに屋根に残ります。

片方の屋根だけ雪が融けてずり落ちていくので、棟は流れ方向にかなりの力で引っぱられます。

これが棟転倒の大きな原因です。

積雪地域では、瓦屋根の棟に相当な強度が要求されます。

この強度は、棟が高くなればなるほどより必要です。

昨年からの「どか雪」で、郡上の豪雪地帯では転倒した棟が数多く見られます。転倒した棟のほとんどが「雨切りのし」を使用して高く積んだ棟で、しかも棟束を使用してない棟です。

当店では、そういった高い棟には必ず棟束を挿入しています。昔は30x105程の木製だったのですが、現在ではコーチボルトやメッキをしたガス管、建設用の異型鉄筋などを使用しています。棟束はのし積みの天辺までしっかり入れます。(途中で留めるとそこからポッキリ持って行かれることが有ります)

葺き土は凍みに強いセメントモルタル系の葺き材を使用しますので、いくら寒い場所でも生土のように凍みて広がることはありません!

失敗の経験も有りますので100%とは言いませんが、これで99%どんな「豪雪」にも耐えられます。

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私たちは地元で長年実績を積んだ「全日本瓦工事業連盟」加盟の専門工事業者です。 確かな腕を持つ私たちなら安心です。どうぞお気軽に、ご相談下さい。

全日本瓦工事業連盟は、国土交通省に認められた全国団体で、約130の地域組合、各種資格者を擁する約4,400の事業所から構成されます。 国家試験の「かわらぶき技能士(1級、2級)」や、国土交通大臣認定「瓦屋根工事技士」の資格取得促進、「瓦屋根診断技士」制度の確立など、 社会に貢献する団体として全国的に活動を展開しています。